優秀なる羊たち ウィリアム・デレズウィッツ
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学ぶことと成功することのどちらを選べと強要する「システム」の価値観から、どのようにして逃走するか
真の自尊心とは、そもそも自分がAを獲るかどうかなどということに関心を抱かないことを意味する。(p121) 「金持ちにならなくてもいい機会」
リベラルアーツでは、知識の創られ方について学ぶ。知識を得るのではなく、知識について論じる。 物語から体験質を得ることが問題だから、宗教でなくても、文学などがその役割を果たすのは、とても理解しやすい。 この観点から言うと、アイビーの授業はほぼだめ。
この観点から、著者はMOOCsは教育の民主化など到底達成できないと批判する。(p248) リベカレは最高。だが経済学が最も人気な専攻科目になっている学校は避けたほうがいい。なぜならそう言うとこは就職準備の場になっている。(p260)
総じて考えると、最善の選択肢は、リベラルアーツ・カレッジのなかで二つ目の層を成す―けっして二流ということではない―大学群だ。具体的には、リード・カレッジ、ケニオン・カレッジ、ウェスレヤン・カレッジ、セワニー・ザ・ユニバーシティ・オブ・ザ・サウス、マウント・ホリョーク・カレッジをはじめとして、かなりの数にのぼる。こうした大学は、ハーバードやイェールと競おうとすることなく、真の教育の価値を保つ義務を担い続けてきた。 『人生を変える大学(原題Colleges That Change Lives)』 『隠れたアイビー(原題Hidden Ivies)』などの書籍や、ワシントンD Cに拠点を置く非営利雑誌が編集し、大学を社会貢献度によって評価している 『ワシントンマンスリー大学ガイド・ランキング(原題Washington Monthly College Guide and Rankings)』で、また違ったリストを確認するのがいいだろう。(…)知的厳密性より、カリキュラムの柔軟性を謳っているようなところ、あるいは、芸術や人文科学を骨抜きにして、実用的なプログラムに力を入れているようなところは警戒すべきだろう。博士の供給過剰がずっと続いているため、今日日、優れた教授はどの大学にもいるということを忘れてはならない。(p260-p261)
高校の成績10%tierの割合が90%を超える大学は避ける(p261)
特に(追記:リベカレの)四年のときには、”実社会”が私たちの世界を侵食するにつれ、頻繁に行われるこの”存在をかけた合同発作”は私たち全員にとって、とてもいい息抜きになりました。(p263-p264)
US Newsの「最高の学部指導ランキング」とかみてみよう
ggkkiwat.iconによるツイート
優秀なる羊たち、アメリカのリベカレを目指すみなさん一読したほうがいいやつですね